池田町史を熟視していたところ、そこに「三平狸」についての記述を見つけました。
この「三平狸」は大明神として祠に祀られているようで、何幸かその姿を写真としても掲載されていました。この発見に感銘を受け、私はますます興味を抱き、その存在が今も続いているのだろうかと考え、徳島県三好市にある桂林寺へと足を運びました。
三好市(旧池田町)は四国のちょうど中央に位置し、池田駅から歩いて約10分の場所にあります。駅を降りて東へ進み、栄町通りに向かい、そして右折して大通りをしばらく歩くと、橋が見えてきます。その橋を渡らず、手前で右折して急な坂を登っていきます。しばらく歩いていくと、左手に石段が現れました。その石段を登ると、桂林寺に到着します。