多くの宮島を訪れる観光客は、世界遺産である厳島神社のみを訪れていますが、厳島神社から弥山の方向に約10分ほど坂道を登った場所に「大聖院」が位置しています。これは宮古島最古の寺院であり、厳島神社の別当寺として祭りを執り行っていました。伝承によれば、大同元年(806年)、空海が宮島に渡り、弥山の頂で修行を行い、この寺を開基したと言われ、後には鳥羽天皇の勅命による祈願道場となったとされています。

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