多くの宮島を訪れる観光客は、世界遺産である厳島神社のみを訪れていますが、厳島神社から弥山の方向に約10分ほど坂道を登った場所に「大聖院」が位置しています。これは宮古島最古の寺院であり、厳島神社の別当寺として祭りを執り行っていました。伝承によれば、大同元年(806年)、空海が宮島に渡り、弥山の頂で修行を行い、この寺を開基したと言われ、後には鳥羽天皇の勅命による祈願道場となったとされています。

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境内の観音堂には、向かって右側に狸僧の像が鎮座しています。

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この像は外見はブロンズ製ですが、実際はプラスチック素材でできているようです。軽くトントンと叩くと、軽やかな音が響きます。

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また、狸八相と狸僧に関する説明も備えられています。

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境内には信楽焼で作られた狸和尚の置物たちも見ることができます。

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また宮島のお土産屋さんの店先にも狸の置物や顔はめパネルが多数置いてありました。
宮島張子のお面、狸の置物をコレクション用に購入しました。
この金の狸は非売品でしたが・・・

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大聖院観音堂
広島県廿日市市宮島町滝町210
宮島港(宮島桟橋)から徒歩20分