香川県高松市の太田南地区に鎮座する広田八幡神社
昔からたぬきが多く生息しており太田南地区は「たぬきの里」ともよばれているそうです。
2018年12月に参拝したところ年越しそばの案内にもタヌキのイラストが使われていました。
かわいい
由緒ある神社。氏子が2000戸ってすごいな・・・
こちらの祠群の中におたのさんが・・・
丸い石2つがご神体です。
おたの参りのお話
おたのとはタヌキのことです。タヌキは子沢山で夫婦仲も良い、そんなにタヌキにあやかりたいと子供がいない若夫婦が一目をさけて願掛けをするお参りのことを「おたの参り」というそうです。深夜に子供を授かりたいお嫁さん、もしくは夫婦でご神体の石の玉を撫でて願掛けをしました。密かに人気がありました。当時、祠は廣田神社の裏宮の森にあったのですが行方が分からなくなっていました。しかし村人が大事にしていた祠がなくなるわけがないと調べたところ広田八幡神社の祠群の中にあることが分かったそうです。(太田南のむかし話 第一集)
境内にはメスの狸の置物が多めにありました。
御朱印にもワンポイント狸さんです
他に絵馬(大)、絵馬(小)が授与されます。
絵馬(大)
箱に入って授与されています
絵馬(小) 一般的な大きさ
ステッカーもあったそうですが今はないそうです。
この地区のマスコットキャラクターはゴン太
着ぐるみにもなっていて、お祭りもあるとか。
むかしの狸話が掲載されている「太田南のむかし話第一集」は100円でコミセンで購入できます。
ゴン太の着ぐるみもいます
この日はちょうど市議会議員の方がいらして「太田南のむかし話第一集」を送っていただきました。
(この後の市議選に再選されておられた。おめでとうございます。)
宮司さんにも他の狸の祠の情報を教えていただきました。ありがとうございましたm(__)m
広田八幡神社
香川県高松市太田上町1037
太田駅より徒歩11分
2018年12月参拝
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