神奈川県鎌倉市にある明月院は、「あじさい寺」として知られ、境内には2500株のあじさいが植えられています。このあじさいは、毎年5月下旬から咲き始めるそうです。
また、明月院では実際にタヌキが出没し、その写真の展示が行われています。
お寺のお山はポンポコたぬき山
アライグマも出ます
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勧進僧に化けた狸が行く先々でお礼に書いていく絵や書が一風変わっていて、文字は誰も読むことが出来ませんでした。また、和尚が来る前には犬は必ずつなぐようにと指図されました。食事の際は和尚一人で行うとし、誰も部屋には入れないよう言われたそうです。おかしいと思った村人が、犬をけしかけたところ、犬は和尚に飛びつき、和尚を殺してしまいました。和尚の亡骸はしばらく変わりませんでしたが、7日後、狸の姿へと変わったとされています。それは建長寺の裏山に住んでいた老狸だったのです。建長寺の和尚にお世話になった恩返しとして長い旅に出ていたのです。苦労して集めたお金は建長寺に届けられ、哀れんだ僧によって小さな祠を立てて供養してあげました。