狸旅記録 ~たぬたび~

狸・タヌキ・たぬきにまつわるお寺・神社・スポット・珍しいタヌキ像を中心に旅しています。狸旅の記録です。今まで作ったものの通販→ https://tanuki808.cart.fc2.com/

カテゴリ:狸旅 > 京都

京都府向日市の住宅街の一画に鎮座

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鈴吉大明神

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お札 ご利益・商売繁盛、家内安全、交通安全、合格祈願

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ここの祠は樹脂張りだそうで、雨のときの為にと浄財などで修復されました。
当時の新聞が掲示されていました。

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鈴吉大明神の話

明治時代初頭にある農家で知らぬ間に板の間に生卵が置かれていました。ゆで卵だったらいいのにと言うとゆで卵になりました。ある日、突然腹痛になり医者を呼びに行こうとするとその家の周りだけ豪雨になったそうで、連日奇怪な出来事が起こるので祈祷してもらうと、狸の鈴吉の仕業だったというお話です。祟りをおさえるため祀るようになったといわれています。

鈴吉大明神
京都府向日市上植野町御塔道30−5
西向日駅より徒歩5分

「大北山 大宝寺 不思議不動院」は、五山の送り火の一つである左大文字の麓にたたずみます。初代酒井圓心師が戦後まもない昭和20年頃この地に開きました。かぼちゃ供養が有名で参拝者にかぼちゃ煮が接待されます。

入口の地蔵の横に狸地蔵

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地蔵さんといっしょにパチリ

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境内の狸像

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あちこち狸

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あちこち狸

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吉太郎大明神

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吉太郎大明神の話

本堂出入り口脇に吉太郎大明神が祀られています。四国の狸神おくろさんを勧請祭祀したもので、一名おくろさんとして親しまれ、酒断ちや勝負事断ちのご利益があります。御神像である狸像は酒徳利をぶら下げた姿をしています。また、道沿いにもおくろさんを祀った小祠があります。

前情報で上の情報を得ていたのですが、不思議不動院の方にお伺いしたところ吉太郎大明神は狸ではないとのことでした。でも狸の神様はいるかもね・・・と、とっても意味深・・・。お名前のようにとっても不思議な体験をしました。

不思議不動院
京都府京都市北区衣笠赤阪町1−133
バス停:金閣寺前徒歩12分、金閣寺道15分

愛宕念仏寺は京都府京都市右京区の嵯峨野にある天台宗の仏教寺院。 本尊は厄除千手観音。愛宕山参道の山麓の入り口に位置する嵯峨野めぐりの始発点として知られています。

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山門の裏に狸の置物

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境内には参拝者の手により彫られた1200体の石造の羅漢像が並びます

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境内の滝

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すぐ横に心見大明神の祠

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正面

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心見大明神の由来

寺の近くにある清滝トンネルで狸が村人や旅人にいたずらをしていました。そんな状況をみかねた住職が、人々の難儀を救おうと祠を建て「心見大明神」として祀ったところ、いたずらは無くなりました。

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愛宕念仏寺
京都府京都市右京区嵯峨鳥居本深谷町2−5
8~16時45分、拝観料300円 駐車場あり
京都バス「おたぎ寺前」下車すぐ

華頂道を東山方面に北に進むと白川一本橋があります。

一本橋は比叡山延暦寺・千日回峰行を達成した行者が天台宗の寺院・尊勝院の第18代天台座主・元三大師に満行を報告する際、入洛して最初に渡る橋だったことから行者橋・阿闍梨橋とも言われています。



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その橋のたもとに福高大明神が鎮座しています
引戸になっていて自由にお参りできます


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開けたところ
お邪魔します


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鳥居と祠

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正一位稲荷大神霊

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鳥居の足元に狸

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福高大明神の由来

伏見稲荷大社には多くの神様がいらっしゃってその内の一神で御使いが狸といわれています。福高大明神は古くからこの地に分身として祀られてました。前の橋は狸橋ともよばれ、橋の下にはお狸様が住んでいるという言い伝えがあり、子供は女性は橋を渡らなかったそうです。歯痛や歯の病に御利益があるとさ、虫歯の子供たちはここに必ず参りに来ました。現在の御神体は古くから祀っていたものが老朽化した為、昭和40年に地元のお守りしていた方が改めて伏見稲荷大社からお分けいただいたものです。通称お狸様とよばれ祇園の花柳界にもたくさん信者がおり、芸能の神様としても御利益があります。

福高大明神
京都府京都市東山区梅宮町
東山駅から徒歩5分



伏見区にある狸寺こと西運寺

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境内に狸がちらちら

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人ほどの大きさの巨大狸像 後ろ姿しか撮れず

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◆狸の逸話 江戸時代末、文久年間(1861-1864)、寺の裏山に雌狸が棲み、悪さをし人々を困らせていた。30世・冠道が餌付けをして馴らし、「八」と名付けた。狸は、冠道が手を叩くと山から下りてくるようになる。以来、寺は文人、見物人で賑うようになり、「狸寺」と呼ばれた。
 龍源寺(江戸町、現在の桃山町本多上野)の西隣に住んでいた陶工・高橋道八は、狸見物に当寺を訪れた。その謝礼として、人の背丈ほどの焼物の狸像を作り門前に置いたという。以来、寺は「狸寺」の別称が定着した。像は、近代、34世・寛兆(戒誉寛兆)の頃まで現存しており、その後失われた。狸像は、工兵隊の数名により宇治川に投げ込まれたともいう。
 以後、35世・寛順(圓誉寛順)より狸の置物などの数百点の蒐集、展示が始められ、現在も続けられている。
 1868年の鳥羽・伏見の戦い後、狸は姿を見せなくなる。その後も、狸寺を訪れる人は絶えなかった。2004年頃より再び、裏山に野生の狸が見られるようになったという。


西運寺
京都府京都市伏見区桃山町泰長老108

京都府京都市左京区 狸谷山不動院 厄よけ・ガン封じ・交通安全・自動車祈祷の総本山です。

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狸の置物がいっぱいです。入口にひしめく狸たち

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狸谷不動尊院は781年に桓武天皇が平安京の鬼門守護として鬼を叱ると言われている「咜怒鬼(たぬき)不動明王」が安置されたことから始まりとされています。 一旦寂れましたが昭和19年頃修行道場として再興されたそうです。昭和39年に発行された富田狸通先生の「たぬきざんまい」に京都の大徳寺を訪れていた際にたまたま縁があって寄ったところ、タヌキにゆかりはないけど狸像がたくさんあって嬉しかったと書かれていました。その頃から狸像はあるんですねぇ・・・

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咜怒鬼(たぬき)不動明王から、タヌキダニのお不動さんとして親しまれ、狸が置かれているようです。

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本堂には到達するには250段の石段を登らなければなりません。
ちょっとした運動に。途中、狸が何段か教えてくてます。

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リンリンと鈴が鳴る金色の狸のお守りが本堂で授与されます。

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宮本武蔵が修業したとされる滝が入り口前、右にありました。

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大本山 狸谷山不動院
京都府京都市左京区一乗寺松原町 左京区一乗寺松原町6
http://www.tanukidani.com/
バス停:一乗寺下り松町から徒歩20分
無料駐車場あり



天気が悪い時は土砂災害の恐れから閉山されている時があります。2回目に訪れたときに残念ながら通行止めになっていました。

2017年再訪(3回目)

御朱印帳が新しく授与されました。
狸の行者さんがとても可愛い
1500円でした

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おなじみの狸鈴守り

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アニメ・有頂天家族とコラボイベントもされているとか
後ろの狸像は今から40年前に作られたそうです

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