分福茶釜は群馬県の茂林寺が有名ですが、神奈川県にも茶釜のお話が伝えられているお寺・東樹院があります。

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寺にお世話になった女の人に化けた狸が置いていったとされる茶釜が今も残されているそうです。女の人が書いたとされる絵は残念ながら明治17年の大火事で焼けてしまいました。

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常滑焼の狸

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港南区の民話より
和尚さんが戸を開けてみると、それはそれは若くて、美しい女の人が一人立っていました。そして、寒さにふるえながら、小さな声で言いました。
「道に迷ってしまいました。すみませんが、一晩泊めていただけませんでしょうか」
年をとった和尚さんは、かわいそうに思って、女の人を寺にあげ、温かいおかゆをたいてもてなし、泊めてあげました。
次の日の朝、その女の人は、何度も頭を下げてお礼を言い、どこかへ立ち去りました。
それから二、三日して、再びその女の人が寺に現れたのです。そして、「先日、お世話になったお礼です」と言って茶釜を差し出して、立ち去ろうとしました。その時、和尚さんは声をかけました。この女の人は、旅の途中で道に迷い、行く先や泊まる宿がないにちがいないと思い、しばらく寺にとどまるようにすすめたのです。
寺にとどまるようになった女の人は、「ご親切にむくいたくても、これ以上お礼をすることができませんから」と言って、和尚さんから筆と紙を借りて、すらすらと、絵を描きました。あんまり見事だったので、和尚さんは、すっかり見とれてしまったそうです。
 

この女の人の話は、たちまち村中にひろがり、ひょうばんとなりました。寺を訪れる人の数も増えて、すっかり親しまれるようになりました。
ところが、ある晩のこと、村の近くで、犬にかみ殺された一匹のタヌキの死骸が見つけられました。そして、そのタヌキは何と、寺の女の人と同じ着物を着ていたのです。その日から、その女の人の姿を寺でみることはありませんでした。
和尚さんは、そのタヌキをねんごろに葬りました。そして、その女の人の残した「茶釜と絵」を、寺の宝としてたいせつにすることに決めました。
残念ながらその絵は、明治十七年の大火事で焼けてしまいましたが、茶釜だけは、いまも寺に残され「文福茶釜」とよばれています。


庭内には茶釜の言い伝えとされる狸と女の人の像があります

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立派なお顔と

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たまたま (@_@;)!!

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ストリートビューで見ると何故かお顔にモザイクがかかっております(^_^;)

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お寺内には他にも狸さんが

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いきなりの訪問にもかかわらず茶釜を見せていただきありがとうございましたm(_ _)m

東樹院
神奈川県横浜市港南区笹下2丁目24-17