「肥後てまり唄」ゆかりの場所として知られる洗場橋周辺には、老舗の額縁・画材店、文林堂さんがあり、なまめかしい白い狸が住んでいらっしゃいます。

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この白い狸は、3代目の経営者の方が尺八奏者で彫刻家の西村虚空氏に依頼して、昭和34年9月9日に建てられました。

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これは骨董市で見かけた尺八狸(売約済)

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狸像は目にガラス瓶を埋め込んでいますが、長年にわたって目が光らない状態が続いていました。
しかし、2022年になって半世紀ぶりに修理が施され、目が再び光り出しました。
このことはニュースでも取り上げられ、話題となりました。→参考動画

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建立当初は、小便小僧のように水も出ていたため、水飲み場としても利用されていたそうです。
この機能も復活させることを期待しています。

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夜ver

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店頭にもタヌキ剥製が

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文林堂本店
熊本県熊本市中央区新町2丁目7−16
市電 洗場橋駅より徒歩1分