徳島市助任本町の芳野神社・日枝神社の境内にお頭大明神が鎮座している。本堂向かって右手側である。

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お頭大明神の祠。近年新しくなった

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ピカピカだった2015年頃の祠。これより前の祠は朱色の屋根だった。

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阿波の狸奉賛会の由来板

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日枝神社本殿横にある境内に鎮座する。細川三好時代、城山に居を構えた武家が蜂須賀入国に当たり追われて藍場町で刺客に襲われ殺された。人々がその徳を偲んで同地に祠り、お頭大明神と祟れた。のち故あって現在地に移した。首から上の病気並びに入学試験に祈願して霊験あらたかと言われ参詣者が多い。

昔は藍場町一丁目の第一生命保険会社の横に頭痛の神として祀っていた。昭和30年頃のお頭大明神。

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5月14、15日、7月14、15日、11月の阿波の狸まつりに例祭が行われる。(2000年阿波の狸文化)

お頭大明神
徳島県徳島市助任本町6丁目4
芳野・日枝神社内