たぬき界隈では有名な麻布十番にある昭和3年創業の老舗店・たぬき煎餅。品のよいお煎餅がまた格別なのです。上京するときは必ず寄らせていただいてます(*^^*)

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狸庵さん作のハッピ来た狸さんが店頭にてお出迎え。
いらっしゃーい

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たぬきさんの足元には「全宝大膳明神」の碑が。昭和33年12月全国の狸愛好家の寄進によって建立されました。この話は富田狸通先生著「たぬきざんまい」に詳しく載っています。富田先生が住む愛媛の方へ当時東京狸会の副会長をされていた、たぬき煎餅初代・日永圓蔵氏が来道したときに語った話によりますと、昭和4年、狸の宣託があったことから小祠を建てて祀って、狸に言われたとおり日々精進なされていたそうです。2年後、たぬき煎餅は宮内省御用達のご用命があり、トントン拍子にお店は繁盛していったそうな。狸すごい( ・ิω・ิ)

当時の写真

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分福茶釜の茂林寺・福寿神の柳森神社・ポンポコポンの證誠寺、そして富田狸通先生の名前が刻まれているのが分かります。

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お店で売っている煎餅です。こちらはミニの方。

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神棚まで狛狸

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なんでも鑑定団で300万円の値がついた二代目・高橋道八作(仁阿弥道八)のたぬき像!!のレプリカ ツヤツヤしてますもんね。家宝なので本物は別のとこにあるとのこと~。

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最近流行りのアタモトたぬきまで。さすがにスキがない

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小さいマスコット狸は店頭で購入可能。上段の2種類だけで下3段は非売品です。

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道八たぬきのミニチュアの写真を撮らせていただきました。ありがとうございます(*´ω`*)

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お外向いてるたぬきさん

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創業当時は浅草柳橋でお店をされていました。当時は代表的な花柳界の町で芸者さんの口コミで広がっていき、皇室までその噂は届きました。その縁があって煎餅で唯一の宮内省御用達になったそうです。今は三代目がお店をなさっています。

手焼き煎餅がおいしいんだ これが(*^^*)

たぬき煎餅
東京都港区麻布十番1-9-13
麻布十番駅から徒歩1分