愛媛県松山市上野町 大宮八幡神社
境内に金平狸(金森大明神)を祀るお堂があります。

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金平狸

伊予の大関格の狸。大宮八幡神社の天然記念物の柏にすんでいました。松山騒動八百八狸の地元である久谷久万山が郷に近いことから、隠神刑部の直径狸だといわれています。金平狸は男狸で、八股のお袖狸の旦那さんともいわれ、インテリ狸でした。文字が読め、そろばんも得意なので伊予狸族中の学者狸として大きな存在でした。また大宮八幡神社の宮司をつとめる大西家の代々に対して絶対服従のお使い狸としての評判も高かったのです。何代か前の宮司さんがおっしゃるのには、明治の末期頃、帰宅が遅くなり真っ暗になったときには、大宮神社の定紋の入った提灯がどこからともなく現れ、旧道のせまい道を案内してくれたのでした。この提灯は金平狸で、主人思いで村の人々にも親切で迷い子の世話から病人のお使い、老人をいたわる心のやさしい狸だったので、大明神の位をもらって信仰を集めました。お堂が建てられ、毎月9日の日には地方の信者で組織している「金平講」がおこもりをして金平狸を祀る金森大明神の徳をたたえています。 富田狸通先生著「たぬきざんまい」


金平狸が棲んでいたとされるビャクシン(大)

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金平狸由来の看板

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赤い鳥居と奥のお堂

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お堂前 大宮金平大明神

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お堂の中。金平大明神の提灯も

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オリジナリティ溢れる金平狸の石像。

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地元の会社から奉納されました。横顔

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大宮八幡神社
久谷町にある金比羅神宮にも祀られています。こちらの方が本家で、大宮八幡の金平狸はお父さんの名前をもらったとも。久谷町の金平狸は子供が33人いたそうです。

金平狸の石像のミニバージョンや狸グッズが「衛門三郎の里」(
で売っていると宮司さんに教えていただきました。