狸旅記録 ~たぬたび~

狸・タヌキ・たぬきにまつわるお寺・神社・スポット・珍しいタヌキ像を中心に旅しています。狸旅の記録です。

2016年08月

台東区根岸にある西蔵院境外仏堂不動堂

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境内に狸塚

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 落語中興の祖、名人といわれた三遊亭円朝(1839 年~1900年) が書き上げた「根岸お行の松 因果塚の由来」に因んで不動堂の運営に当っていた地元の有志がシャレで作りました。

昭和60年、講の集まりに志ん生、円生の『お若伊之助』のテープを持ち込んだ人がいて、せっかくこういう噺があるんだから塚を作ってしまおうと意見一致。塚作成案から5年後の平成2年5月28日、不動堂の境内に紅白の幕を張って、「狸塚再建披露式」が行われました。因果塚だとイメージが暗いので狸塚にし、再建と銘打ったのは、江戸時代にあった長い歳月の間に失われ、再建したという思い入れから。落語が実話になりました。塚は秩父の赤玉の高さ70cmの自然石で、となりに御影石の夫婦狸を配置されました。

御影石を彫った夫婦狸

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根岸お行の松 因果塚の由来

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噺は、日本橋横山町栄屋という生薬屋に一人娘のお若、年が18で栄屋小町と評判の美人。今までお稽古事はいろいろやらせてもらったがまだ一中筋を習ったことがないので習いたいという。そこで町内の鳶頭に組の初五郎の口利きで、菅野伊の助という師匠にお稽古にきてもらえるようになった

ところがこの伊の助、年が26でめっぽういい男。いつしか二人はいい仲になってしまう。これに気付いたお若の母親は頭を呼び30両を伊の助に与え手を切ってもらう。そとてお若は根岸のお行の松のそばで剣術の道場を開いている伯父の長尾一角の家に預けられる。

お若は伊の助に逢いたい逢いたいと思い焦がれながらある日庭を眺めていると、垣根の向こうに立っているのはまぎれもない恋しい伊の助。それから毎夜、ひそかに逢い引きを重ねているうちにお若は妊娠をする。

それに気付いた一角が頭を呼び、昨夜も伊の助が忍んでまいったが、手切れ金の30両は間違いなく伊の助にわたったであろうな、と確かめられる。カッとなった頭はすぐに両国の伊の助の家にとんでいって詰問するが伊の助から逆に(ゆうべは頭と一緒に吉原で遊んでいたじゃありませんか)とやりこまれ、頭はまた根岸へとんでかえり訳を話すが一角に(お前が酔って寝ている間に伊の助がカゴで根岸と吉原を往復したのではないか)といわれ、また両国へとんでいく。(ゆうべは二人で飲み明かしたじゃありませんか)といわれ訳がわからなくなる。

さてはと一角、その夜忍んできた伊の助を種子島銃で撃ち殺す。ところが殺されたのは大きな狸であった。あまりにもお若が伊の助を恋しがるので年経た狸がたぶらかしにきたのであった。やがて日が経ちお若は狸の双子を生む。これを葬って立てたのがお行の松のほとりの因果塚である

(現地由来板より)

御行の松不動尊 狸塚
東京都台東区根岸4丁目9-5
入谷駅から徒歩10分、日暮里駅から徒歩11分

千葉県木更津市、木更津駅西口から降りて振り返りますと狸がお出迎えしてくれます。

電気子時計
平成26年西口の外壁工事に伴い、木更津ロータリークラブより贈呈されました。

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モニュメント・逆さ狸きぬ太くん

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くるくるっと

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きぬ太くんの記念碑

きぬ太くんからのメッセージ


「時には逆さになって見てみよう。今まで見えなかったものが見えてくるはずです。新しい発想で市民ひとりひとりがこの街を見つめ直した時、それぞれの力はささやかであっても、それは大きな力となります。自ら努力する市民のみが月(ツキ)ある街を得られるのです。さあみんなで逆さになって見てみましょう!」


ふっ・・・深い!

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記念碑のきぬ太くんのアップ

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きぬ太くんは木更津の證誠寺の狸を見直し、狸をテーマとする町おこしの運動を行うために木更津商工会議所が中心となって平成16年8月に設置されました。「日本一のたぬき像を創る会」が発足され、狸の本場・徳島県小松島市にも金長狸を視察すべく訪れていたそうです。


逆さ狸きぬ太くんのステータス

・素材 ブロンズ 着きの部分は金箔張り 台座は黒御影石

・大きさ 台座込みで2600mm 月の直径は2500mm

・デザイナー 二紀会所属の池谷雅之さん

・台座 野田雨情の童謡を千葉大学講師の幕田魁心先生の筆を刻む

・制作費1100万円


足元のマンホールにも狸が・・・


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木更津駅西口



小平市・宝寿院には古くから子育て地蔵として有名な『亀乗り地蔵』があり、『すうてん和尚』と『亀乗り地蔵』などの昔話が伝わっております。

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お堂

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お地蔵様

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亀乗り地蔵

ある日、和尚さんが帰ってくると何やら本堂がざわついています。見ると狸がお供え物を食い荒らしていました。狸を追い詰めたところ、石の亀の置物の上で石のお地蔵さんに化けてしまいました、翌朝、お地蔵さんのところで3匹の赤ちゃん狸が泣いているのを見つけました。和尚さんはどうしたものかと困っていると、石の地蔵の乳から白い乳がポタポタと溢れてくるじゃありませんか。赤ちゃん狸はその乳を飲み、スクスクと成長しました。それから、この狸が化けた地蔵は「亀乗り地蔵と呼ばれ、子育て地蔵として遠くから参詣者が訪れてきたそうです。現在、この地蔵は破損しており公開はしていないそうです。

すうてん和尚

すうてんという和尚さんが寝に入ったところ、執拗にすうてん、すうてんと呼ぶ声が聞こえます。どうも狸のいちずらだったようで、狸汁にするぞ!と怒鳴ると狸は慌てて山へ逃げ出しました。

真言宗豊山派寺 鈴木山寶壽院
東京都小平市鈴木町1-129

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